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火山情報

  • 2017年11月9日16時0分発表

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全国の活火山

火山の状況に関する解説情報
2017年11月9日16時0分 気象庁地震火山部

本日、全国の活火山の活動状況や警戒事項を取りまとめた月間火山概況(平成29年10月)を発表しました。
その概要は以下のとおりです。
詳しくは月間火山概況及び火山活動解説資料を参照ください。

霧島山(新燃岳)では、9月23日頃から火山性地震が増加し、10月11日から17日にかけて、概ね連続的に火山灰を放出する噴火が発生しました。
この噴火前の5日に火口周辺警報(噴火警戒レベル2、火口周辺規制)を発表し、11日に噴火が開始し、今後噴火活動が活発化する可能性があったことから火口周辺警報(噴火警戒レベル3、入山規制、警戒が必要な範囲は火口から概ね2km)を、また15日に火山ガス(二酸化硫黄)の放出量が急増するなどさらに活発化の可能性があったことから、火口周辺警報(同、火口から概ね3km)を発表しました。
この噴火活動に伴って観測された傾斜変動は、16日以降は特段の変化はなく、また火山ガス(二酸化硫黄)の放出量は減少した状態が継続しています。
火山性微動は、22日以降は観測されていません。
一方、マグマなどの火山性流体の活動を示すと考えられる低周波地震は引き続き発生しています。
これらのことから31日に火口周辺警報(噴火警戒レベル3、入山規制)を切り替え、警戒の必要な範囲を火口から概ね2kmに縮小しました。
弾道を描いて飛散する大きな噴石が火口から概ね2kmまで、火砕流が概ね1kmまで達する可能性があるため、火口から概ね2kmの範囲では警戒してください。
桜島の昭和火口では、噴火が37回発生しました。
南岳山頂火口では、噴火が1回発生しました。
姶良カルデラ(鹿児島湾奥部)の地下深部へのマグマ供給が継続しており、今後も噴火活動が継続すると考えられます。
昭和火口及び南岳山頂火口から概ね2kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石及び火砕流に警戒してください。
口永良部島では、火山ガス(二酸化硫黄)の放出量が、2014年8月の噴火前よりもやや多い状態であり、微小な火山性地震が、2017年6月頃から増加していることから、引き続き噴火の可能性があります。
新岳火口から概ね2kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石及び火砕流に警戒してください。
向江浜地区から新岳の南西にかけての火口から海岸までの範囲では、火砕流に警戒してください。
西之島では、噴火活動が2013年から2015年まで継続した後、休止期間を挟んで2017年4月に再開した経緯を踏まえると、今後も噴火が再開する可能性が考えられます。
火口から概ね1.5kmの範囲では噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石に警戒してください。
浅間山では、山頂火口直下のごく浅い所を震源とする体に感じない火山性地震の活動は、2015年4月頃から高まった状態で経過しており、火山活動はやや活発な状態で経過しています。
今後も火口周辺に影響を及ぼす小規模な噴火が発生する可能性がありますので、山頂火口から概ね2kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石に警戒してください。
諏訪之瀬島の御岳火口では、爆発的噴火が4回発生するなど、活発な火山活動が継続しました。
今後も火口周辺に影響を及ぼす程度の噴火が発生すると予想されますので、火口から概ね1kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石に警戒してください。
霧島山(えびの高原(硫黄山)周辺)では、9月5日に一時的な地震活動と傾斜変動がみられましたが、その後は地震は少ない状態で経過し、傾斜変動も停滞しています。
26日に実施した現地調査では、硫黄山の火口内及び周辺の熱異常域に縮小が認められ、火山ガス(二酸化硫黄)の放出量は、25日の観測では検出限界未満でした。
これらのことから、31日に噴火予報を発表し、噴火警戒レベルを2(火口周辺規制)から1(活火山であることに留意)に引き下げました。
硫黄山火口内の活発な噴気域及び熱異常域とその周辺の概ね100mの範囲では、噴気孔からの高温の土砂や噴気、熱水等の規模の小さな噴出現象に十分注意してください。
また、火山ガスにも注意が必要です。
地元自治体等が行う立入規制に従うとともに、火口周辺や噴気孔の近くには留まらないでください。
その他の火山の活動状況に特段の変化はありません。

知床硫黄山 活火山であることに留意 羅臼岳 活火山であることに留意
摩周 活火山であることに留意 アトサヌプリ レベル1(活火山であることに留意)
雌阿寒岳 レベル1(活火山であることに留意) 丸山 活火山であることに留意
大雪山 活火山であることに留意 十勝岳 レベル1(活火山であることに留意)
樽前山 レベル1(活火山であることに留意) 恵庭岳 活火山であることに留意
倶多楽 レベル1(活火山であることに留意) 有珠山 レベル1(活火山であることに留意)
北海道駒ヶ岳 レベル1(活火山であることに留意) 恵山 レベル1(活火山であることに留意)
渡島大島 活火山であることに留意 利尻山 活火山であることに留意
羊蹄山 活火山であることに留意 ニセコ 活火山であることに留意
天頂山 活火山であることに留意 雄阿寒岳 活火山であることに留意
茂世路岳 活火山であることに留意 散布山 活火山であることに留意
指臼岳 活火山であることに留意 小田萌山 活火山であることに留意
択捉焼山 活火山であることに留意 択捉阿登佐岳 活火山であることに留意
ベルタルベ山 活火山であることに留意 爺爺岳 活火山であることに留意
羅臼山 活火山であることに留意 泊山 活火山であることに留意
ルルイ岳 活火山であることに留意 恐山 活火山であることに留意
岩木山 レベル1(活火山であることに留意) 八甲田山 活火山であることに留意
十和田 活火山であることに留意 秋田焼山 レベル1(活火山であることに留意)
八幡平 活火山であることに留意 岩手山 レベル1(活火山であることに留意)
秋田駒ヶ岳 レベル1(活火山であることに留意) 鳥海山 活火山であることに留意
栗駒山 活火山であることに留意 鳴子 活火山であることに留意
蔵王山 レベル1(活火山であることに留意) 吾妻山 レベル1(活火山であることに留意)
安達太良山 レベル1(活火山であることに留意) 磐梯山 レベル1(活火山であることに留意)
燧ヶ岳 活火山であることに留意 肘折 活火山であることに留意
沼沢 活火山であることに留意 那須岳 レベル1(活火山であることに留意)
日光白根山 レベル1(活火山であることに留意) 赤城山 活火山であることに留意
榛名山 活火山であることに留意 草津白根山 レベル2(火口周辺規制)
浅間山 レベル2(火口周辺規制) 新潟焼山 レベル1(活火山であることに留意)
妙高山 活火山であることに留意 弥陀ヶ原 活火山であることに留意
焼岳 レベル1(活火山であることに留意) 乗鞍岳 活火山であることに留意
御嶽山 レベル2(火口周辺規制) 白山 レベル1(活火山であることに留意)
富士山 レベル1(活火山であることに留意) 箱根山 レベル1(活火山であることに留意)
伊豆東部火山群 レベル1(活火山であることに留意) 伊豆大島 レベル1(活火山であることに留意)
新島 活火山であることに留意 神津島 活火山であることに留意
三宅島 レベル1(活火山であることに留意) 八丈島 活火山であることに留意
青ヶ島 活火山であることに留意 ベヨネース列岩 周辺海域警戒
須美寿島 活火山であることに留意(海底火山) 伊豆鳥島 活火山であることに留意
西之島 入山危険 海徳海山 活火山であることに留意(海底火山)
噴火浅根 活火山であることに留意(海底火山) 硫黄島 火口周辺危険
北福徳堆 活火山であることに留意(海底火山) 福徳岡ノ場 周辺海域警戒
高原山 活火山であることに留意 横岳 活火山であることに留意
アカンダナ山 活火山であることに留意 利島 活火山であることに留意
御蔵島 活火山であることに留意 孀婦岩 活火山であることに留意(海底火山)
海形海山 活火山であることに留意(海底火山) 南日吉海山 活火山であることに留意(海底火山)
日光海山 活火山であることに留意(海底火山) 三瓶山 活火山であることに留意
九重山 レベル1(活火山であることに留意) 阿蘇山 レベル1(活火山であることに留意)
雲仙岳 レベル1(活火山であることに留意) 霧島山 活火山であることに留意
桜島 レベル3(入山規制) 開聞岳 活火山であることに留意
薩摩硫黄島 レベル1(活火山であることに留意) 口永良部島 レベル3(入山規制)
中之島 活火山であることに留意 諏訪之瀬島 レベル2(火口周辺規制)
阿武火山群 活火山であることに留意 鶴見岳・伽藍岳 レベル1(活火山であることに留意)
由布岳 活火山であることに留意 福江火山群 活火山であることに留意
米丸・住吉池 活火山であることに留意 若尊 活火山であることに留意(海底火山)
池田・山川 活火山であることに留意 口之島 活火山であることに留意
霧島山(御鉢) レベル1(活火山であることに留意) 霧島山(新燃岳) レベル1(活火山であることに留意)
霧島山(えびの高原(硫黄山)周辺) レベル2(火口周辺規制) 硫黄鳥島 活火山であることに留意
西表島北北東海底火山 活火山であることに留意(海底火山)
火山情報の種類
情報名 予報文
緊急火山情報 火山現象による災害から人の生命および身体を保護するための必要があると認める場合に発表します。
臨時火山情報 火山現象による災害について防災上の注意を喚起するための必要があると認める場合に発表します。
火山観測情報 緊急火山情報又は臨時火山情報の保管その他火山活動の状態の変化等を周知する必要があると認める場合に発表します。

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