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もうすぐ10月、季節は確実に秋本番へ向かっています。
ところで、普段私たちが使っている「秋」という漢字は、
『禾偏(のぎへん)』に『火』と書いています。
この秋という字の語源を調べて見ると「空」「収穫」「草木」
の3つの「あき」説があります。
まず、「あき」は湿気をたくさん含んだ夏空から、
秋になると高い雲や遠くまで見渡せる空になります。
そこで、明るく澄んだ空、あきらか(清明)であるという説です。
次に、禾つまりイネをたくさん穫り入れる、飽き満ちるという説です。
火という字はもともとの発音では「キ」で、
それがやがて転じて「シュウ(シウ)」になり、
穫り入れるという意味の「収」からきているそうです。
また、この季節になると草木が赤や黄色に色づくようになりますが、
そのアカ(紅)クなるという意味が語源だともいわれています。
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