5月5日は端午の節句です。
この日は別名菖蒲の節句とも言い、もともとは厄除け、魔よけの行事が行われる日でした。
節句を祝う男の子がいてもいなくても、今夜は菖蒲湯に入ってみませんか?
なぜ端午の節句に菖蒲湯に入るのかというと、
ショウブが「尚武」・・つまり、武道・軍事などを大切なものと考えること。
「尚武の精神」「尚武の気風」という考え方につながり,
また,葉の形が剣のようであることから,
子供が丈夫に育つことを願ったのが始まりという説があります。
菖蒲湯には血行をよくし,身体を温める働きがあるといわれています。
また菖蒲はとてもよい香りがします。
この香りが邪気をはらい厄難を除くと昔の人は信じていたわけです。
菖蒲湯に入るポイントは
1.浴槽に水を溜め、水のときから菖蒲を入れて沸かします。
(給湯式バスの場合は、菖蒲をあらかじめ浴槽に入れて湯を入れます)
2.香りを高くするためには、いったん42度くらいまで温度を上げ、
ほどよい温度にさましてから、入浴します。
3.血行促進や保温効果がある精油成分は葉より根茎部分に多いので、
葉だけでなく、根茎部分も使うのがよいのです。
都会では周りに菖蒲を見かけることは少ないのですが、
この時期になると花屋さんや八百屋さん・スーパーなどの店頭に並びます。
連休の疲れを菖蒲の香りでリラックスして取ってみてはいかがでしょうか。
今日の豆知識 - 地上で雪が降る目安

四季を通じて毎度おなじみの雨と、冬から春先にかけ空から舞い落ちる雪とでは、 感じや影響が全く違いますが、元をたどれば同じものです。 空に浮かぶ雲は、上空の場合、気温が低く、氷晶と呼ぶ小さな氷の粒......[ 続きを読む ]