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冬は朝・夏は夕方

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”冬は朝、夏は夕方”。
これは大気汚染が起こりやすい時間帯です。

大気汚染は季節によって時間帯が変わり、原因となる物質も変わります。

冬の大気汚染の主役は窒素酸化物。二酸化窒素や一酸化窒素などです。
窒素酸化物の濃度は、だいたい朝から昼前にピークが現れます。
発生源は工場や自動車で、家庭での暖房でも排出されます。

放射冷却が進んで、地面付近の空気が極端に冷えると、
上空の冷やされていない空気との間に境目ができます。
この境目の下では冷えた空気とともに、汚れた空気がたまってしまいます。
昼間になって気温が上がり空気が混じり合うようになると、
四方八方に広がって、汚染物質の濃度が下がります。

冷え込んだ朝、地面に近いところがぼんやり白く霞んでいたら、
汚れた空気がたまり、汚染物質の濃度が上がっています。

一方、夏の大気汚染の主役は光化学オキシダント、
一般に光化学スモッグと呼ばれます。
光化学オキシダントは、窒素酸化物や硫黄酸化物などが、
強い紫外線を受けて化学変化したもので、
陽射しの強まる昼から夕方が、一番濃度が上がる時間帯です。

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